WG1 睡眠サービスの品質向上

「ガイドライン整備事業」サブWG

活動概要

  • 「業界団体が策定する基準に従い、事業者が自主的に品質の確保を行う仕組み」を作る
  • 経済産業省が発行するガイドラインに従って「睡眠サービスの品質チェック基準ガイドライン」を策定

「ヘルスケアサービスガイドライン等のあり方」(平成31年4月12日発行、令和3年6月9日改訂)

ガイドラインの紹介

「睡眠ソリューションの有効性評価に関する ガイドライン」の掲載はこちら

本ガイドラインは、経済産業省の指針を踏まえていることを宣言します。

ガイドライン策定について

背景
本ガイドラインは、一般消費者に向けた睡眠に関する様々な商品・サービス(以下「睡眠ソリューション」という。)の開発・販売や、事業での活用を検討している事業者の皆様にお読みいただくことを想定し、作成されました。

1日の約30%を占める睡眠は、人々の生活の基盤であり、健康的で豊かな生活や、今後ますます求められる生産性向上のためにも欠かすことのできないものであり、昨今、様々な睡眠ソリューションが日々上市されています。それらの効果を基礎づけるためのデータ等のエビデンスが質・量ともに不十分である場合や、表示や広告が誇大で事実誤認を招くようなものである場合、それらの利用者や仲介者が却って不利益を被る可能性があります。

本ガイドラインでは、消費者の睡眠の質の向上その他消費者の利益に資するために、一定の科学的根拠をもって、それらの有効性評価を行い、またそれらの適正な表示・広告等を行うための指針を策定しました。
趣旨
本ガイドラインでは、睡眠ソリューション関連事業者自らによる責任のある一般消費者向け睡眠ソリューションの開発・販売を支援するにあたって、重要な事項についてまとめました。具体的には、睡眠ソリューション関連事業者の責務(第3章)、睡眠ソリューションの開発にあたっての留意事項(第4章)、睡眠ソリューションの表示・広告にあたっての留意事項(第5章)について紹介しています(図1)。

図1:本ガイドラインで示す重要事項

※本ガイドラインは、業界団体が策定する基準に従い、事業者が自主的に品質の確保を行う仕組みとして、SIP会員の他、学識経験者、外部専門家の協力を得て策定し、経済産業省「ヘルスケアサービスガイドライン等のあり方」(令和3年6月9日改訂版)を参照しております。
対象睡眠サービス・商品
本ガイドラインでは、睡眠ソリューションを以下のように分類し、本分類のうち、寝具寝装品、食品及びフィットネスを対象としています。
大分類 小分類
1. 睡眠ヘルスケア検査・睡眠計測サービス
2. 睡眠衛生指導(含睡眠アプリ)
3. 睡眠改善製品(含サービス) 寝具寝装品
食品
フィットネス
その他(アロマ、楽曲、照明等)
4. 健康経営支援
5. 健康リスク予想(保険査定)・改善提案

活動メンバー

活動メンバー
  • WPI-IIIS
  • 株式会社アシックス
  • 花王株式会社
  • カルビー株式会社
  • 株式会社資生堂
  • 積水ハウス株式会社
  • 東京海上日動火災保険株式会社
  • 西川株式会社
  • 日本生命保険相互会社
  • バラマウントベッド株式会社
アドバイザリーボードメンバー
  • 柳沢 正史氏
  • 西野 精治氏
サポートアドバイザー
  • 鈴木 陽子氏 (WPI-IIIS)

「ガイドライン標準化活動」サブWG

活動概要

  • 「ガイドラインに準拠する」ことを判断するための基準の整理
  • ガイドラインの普及活動
一般社団法人日本寝具寝装品協会(JBA) と連携して活動しています。
定例会・運営委員会・理事会など実施レポートを公開しています。
活動レポートはこちら