Philosophy
設立趣旨
日々の生活に欠かすことのできない睡眠。
1日の約30%を占める睡眠は、私たちの生活の基盤であり、健康的で豊かな生活や今後求められる高い生産性を向上するためにも欠かすことのできないものです。
昨今、ヘルスケア領域においては、睡眠に関する様々なサービス・商品が存在しています。しかしながら、それら商品・サービスが、本当に国民の睡眠の質向上につながっているものなのかどうかについて、検証されていないのではないでしょうか。我々は睡眠をベースとしたイノベーションといった視点から、睡眠データや睡眠に関するエビデンス等を収集・蓄積し、国民の健康増進・予防等に貢献することを目指し、ここに「Sleep Innovation Platform®」を設立します。
睡眠データを活用したサービス開発のための睡眠品質の基準作りの取り組みを契機に、様々な事業者と連携し、睡眠サービス以外の健康増進・予防やQOL向上に資するサービス開発へ展開し、また、医療・介護等への連携も視野に、個人の様々な情報を利活用するためのプラットフォーム構築や環境整備を目指します。
Roadmap
Sleep Innovation Platform®が目指すところ
睡眠データや睡眠効果等のエビデンスを収集・蓄積、分析することで、睡眠が健康や生産性等に与える影響を見える化し、健康増進、疾病予防から企業従業員の生産性向上、多様なライフスタイルへの対応といった側面で高付加価値のサービス開発を目指します。
また、既存の睡眠サービス・商品開発を行う企業やそれ以外の生活者との接点等を有する様々な企業等とも連携し、個人の様々な情報を利活用するためのプラットフォーム構築を目指します。
Sleep Innovation Platform®
理事長
(株)S’UIMIN 代表取締役社長
筑波大学医学博士課程修了(MD/PhD)。31歳で渡米し、テキサス大学サウスウェスタン医学センター教授とハワードヒューズ医学研究所研究員を2014年まで24年にわたって併任。2012年より文部科学省WPIプログラム筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)機構長・教授、現在に至る。
筑波大発のスタートアップベンチャー企業「S’UIMIN」を起業。
米国科学アカデミー正会員(2003年)。紫綬褒章(2016年)、朝日賞、慶應医学賞(2018年)、文化功労者(2019年)、ブレークスルー賞 生命科学部門、クラリベイト引用栄誉賞(2023年)など受賞多数。
日本人の平均睡眠時間は先進国中最短で、睡眠負債を自覚しづらい国民性と言われています。また、睡眠の不調は、自分で感じる主観と客観では乖離があるため、主観だけに依らずに客観的に不調の原因を探ることができる睡眠計測や、不調の状態に応じた対応や対策が重要です。睡眠不調がもたらす経済損失は15兆円/年にものぼり社会問題といっても過言ではありません。そのため、睡眠を「見える化」するツールと睡眠改善のためのソリューションを提供するアカデミアや企業、国が連携して、日本国民の睡眠に対する知識の向上と、正しい対応や対策の普及に努めることが、睡眠課題を解決する大きなカギとなります。「Sleep Innovation Platform®」コンソーシアムの設立によって、科学的なエビデンスに基づいた製品やサービスによって国民の睡眠改善に寄与するとともに、睡眠サービス全体の品質向上を目指し、ひいては国民の健康増進・疾病予防・労働生産性向上等へ貢献できることを願います。
筑波大学医学博士課程修了(MD/PhD)。31歳で渡米し、テキサス大学サウスウェスタン医学センター教授とハワードヒューズ医学研究所研究員を2014年まで24年にわたって併任。2012年より文部科学省WPIプログラム筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)機構長・教授、現在に至る。
米国科学アカデミー正会員(2003年)。紫綬褒章(2016年)、朝日賞(2018年)、慶應医学賞(2018年)、文化功労者(2019年)など受賞多数。
日本人の平均睡眠時間は先進国中最短で、睡眠負債を自覚しづらい国民性と言われています。また、睡眠の不調は、自分で感じる主観と客観では乖離があるため、主観だけに依らずに客観的に不調の原因を探ることができる睡眠計測や、不調の状態に応じた対応や対策が重要です。睡眠不調がもたらす経済損失は15兆円/年にものぼり社会問題といっても過言ではありません。そのため、睡眠を「見える化」するツールと睡眠改善のためのソリューションを提供するアカデミアや企業、国が連携して、日本国民の睡眠に対する知識の向上と、正しい対応や対策の普及に努めることが、睡眠課題を解決する大きなカギとなります。「Sleep Innovation Platform」コンソーシアムの設立によって、科学的なエビデンスに基づいた製品やサービスによって国民の睡眠改善に寄与するとともに、睡眠サービス全体の品質向上を目指し、ひいては国民の健康増進・疾病予防・労働生産性向上等へ貢献できることを願います。
Sleep Innovation Platform®
アドバイザリーボードメンバー
(SCNL)所長 医学博士 医師 精神科医睡眠専門医
日本睡眠学会専門医、米国睡眠学会誌「SLEEP」編集委員
日本睡眠学会誌「Biological Rhythm and Sleep」編集委員
1982年大阪医科大学卒業、1987年スタンフォード大学医学部精神科睡眠研究所に留学。突然眠りに落ちてしまう過眠症「ナルコレプシー」の原因究明に全力を注ぎ、2000年にナルコレプシーの発生メカニズムを突き止めた。 2005年SCNL所長に就任。2007年日本人として初めてスタンフォード大学医学部教授に就任。SCNLで育てた日本人研究者は50人以上。
睡眠・覚醒のメカニズムを分子・遺伝子レベルから個体レベルまでの幅広い視野で研究している。33万部のベストセラーになった『スタンフォード式 最高の睡眠』(2017年)は10カ国語に訳され、世界中でも広く読まれている。著書、講演、マスメディアへの出演多数。
1987年、当時在籍していた大阪医科大学大学院からスタンフォード大学医学部精神科睡眠研究所に留学。 2005年、SCNラボの所長に就任。睡眠・覚醒のメカニズムを分子・遺伝子レベルから個体レベルまでの幅広い視野で研究している。16年4月より一般社団法人良質睡眠研究機構の代表理事に就任。
2003 年東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻修士 課程修了。
データサイエンスなどの科学を駆使して社会変革に挑戦し、現実をより良くするための貢献を軸に研究活動を行う。専門医制 度と連携し 5000 病院が参加するNational Clinical Database、LINEと厚労省の新型コロナ全国調査など、医学領域以外も含む様々な実践に取り組むと同時に、経団連や世界 経済フォーラムと連携して新しい社会ビジョンを描く。宮田先生が共創する社会ビジョンの1つは、いのちを響き合わせて多様な社会を創り、その世界を共に体験する中で一人ひとりが輝くという“共鳴する社会”である。
2003 年東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻修士 課程修了。
データサイエンスなどの科学を駆使して社会変革に挑戦し、現実をより良くするための貢献を軸に研究活動を行う。専門医制 度と連携し 5000 病院が参加するNational Clinical Database、LINEと厚労省の新型コロナ全国調査など、医学領域以外も含む様々な実践に取り組むと同時に、経団連や世界 経済フォーラムと連携して新しい社会ビジョンを描く。宮田先生が共創する社会ビジョンの1つは、いのちを響き合わせて多様な社会を創り、その世界を共に体験する中で一人ひとりが輝くという“共鳴する社会”である。
Purpose
活動目的
日本国民の健康を
睡眠の
視点から支援する。
Business Content
事業内容
アカデミアとの連携を通じて、睡眠状況や生体の把握・データ解析、これに対するエビデンスを基にした睡眠サービスの品質チェック基準を策定し、サービス全体の品質向上と、生活者への利用促進を図ります。
よる高付加価値
ビジネスモデルの
検討・開発
国民の健康寿命延伸やQOL向上、健康経営における企業従業員の生産性等の視点から、事業者・アカデミア連携による高付加価値ビジネスモデルの検討を行います。
睡眠データ基盤構築に向け、睡眠データの計測方法、精度や実装すべき機能等の検討を行い、さらに睡眠データ以外のPHRデータ・ライフログといったデータとの連携・活用も視野に入れます。
Management
運営体制
理事会のもとに運営委員会を設置。運営委員会のもとに当面、睡眠サービスの品質向上、様々な事業者間連携による高付加価値ビジネスモデルの検討・開発、睡眠データの利活用促進に向けた基盤整備の3つのワーキンググループ(WG)を設置します。
「睡眠サービスの品質向上WG」「様々な事業者間連携による高付加価値ビジネスモデルの検討・開発WG」「睡眠データの利活用促進に向けた基盤整備WG 」の3 つのワーキンググループ(WG) での活動を進めます。
WG 活動_ 全体像について
Company
組織概要
東京都中央区日本橋富沢町8-8
西川株式会社内
・様々な事業者間連携による高付加価値ビジネスモデルの検討
・開発・睡眠データの利活用促進に向けたルール・基盤整備
Terms
会則